ボキボキ整体はカイロプラクティックにより普及していますが、もともとはオステオパシーのテクニックのスラスト法が元になっています。1990年ほどから熟練者はオステオパシーのスラスト法以外の手技に移行しボキボキ整体を離れる傾向にありました。それは、ボキボキ整体治す事に結び付けるのが難しいからとの事です。また、なぜ厚生労働省が禁止手技として挙げているのかを、ボキボキを学んできた筆者が詳しく解説します。
それでは身体に表れる事を、メリット、デメリットを3つのデメリット、計6つをご紹介します。
ボキボキ整体でクライアントが感じる事が出来るメリットをご紹介します。
関節が動かなくなる事で、苦しさを覚えます。ボキボキ整体でこの関節に動きを付ける為、楽さを感じる事が出来ます。
動きを付ける事で、運動された事により毛細血管は縮まり血流を促します。
ボキボキは瞬間的に行うものです。手技の時間として0.5秒、すぐに効果を感じやすいものです。
では、デメリットもご紹介しましょう。多くの熟練者はボキボキ整体を行いません。厚生労働省のサイトにもあるように禁止手技として挙げられています。どのような背景があるのでしょうか?
一部の危険な手技の禁止
カイロプラクティック療法の手技には様々なものがあり、中には危険な手技が含まれているが、とりわけ頚椎に対する急激な回転伸展操作を加えるスラスト法は、患者の身体に損傷を加える危険が大きいため、こうした危険の高い行為は禁止する必要があること。
クライアントが感じる
は、自律神経の活動の神経、交感神経が高ぶった結果によるものです。良くある活動として、猫背での姿勢維持や、無理のある姿勢での活動、身体に負担のかかる動作を繰り返す。また、精神的なストレスでの交感神経過多もあります。
そこに、更に活動的にするボキボキ手技を思いるのは拷問になります。
ボキボキ整体の手技を施し、間接の位置関係や可動域を確認します。その後、数分間待ちましょう。不思議な事に、手技を受ける前と同じ位置関係に戻ってしまいます。ボキボキに限らずですが、人間は瞬間的に行ったものは、ほとんど身体に根付きません。
筋トレもしかり、学習もしかりじっくりと行ったものが自身に身に着く習性があります。
弱った体を動かしたくないから、こったり、張ったり、痛んだりします。毛細血管は縮まり続けています。さらに脳波は、
興奮気味に働き精神的にも落ち着かない状況です。
この様に動かしたくないのに、動かす手技を用いると、身体は拒否をします。
なので、ボキボキ後
と言った事故が発生するのです。
以上、ボキボキ整体には、弱点がありますが手技として市場やメディアに出回っている為、手軽に受けられます。
しかし、手軽な物には背景があります。
体調が良く慰安行為として受ける分には、デメリットは感じないかもしれません。
しかし、身体に良い物を積み重ねて健康的な状態を保ちたい方は、他の方法を選択しましょう。
からだの治療院おあしす 鈴木友貴(すずきともたか)
柔道整復師・はり師・きゅう師(国家資格)
仙台市若林区生まれ・仙台市太白区育ち
オステオパシー歴14年東洋医学歴20年
2025/4/27
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