線維筋痛症は、慢性疼痛疾患です。
原因は完全には解明されていませんが、脳や神経系の機能異常が関与していると考えられています。
痛みは全身の筋肉や関節に生じ、天候の変化やストレス、睡眠不足などによって悪化する傾向があります。線維筋痛症は、20~50代の女性に多くみられますが、男性や子ども、高齢者に発症することもあります。
線維筋痛症の症状は
線維筋痛症では、痛み、疲労感、睡眠障害以外にも、さまざまな症状が現れることがあります。例えば、頭痛、めまい、しびれ、過敏性腸症候群、膀胱炎、ドライアイ、口内乾燥症、記憶力や集中力の低下、不安感、抑うつ状態などが挙げられます。これらの症状は、線維筋痛症によって引き起こされることもあれば、他の疾患を併発していることによって現れることもあります。
線維筋痛症の診断は、医師による診察と問診、身体診察、画像検査などによって行われます。線維筋痛症には、血液検査や画像検査などの客観的な検査方法がないため、医師は患者さんの訴える症状や病歴、身体所見などを総合的に判断して診断を下します。国際的な診断基準である2016年アメリカリウマチ学会の線維筋痛症の分類基準では、以下の3つの項目を満たす場合に線維筋痛症と診断されます。
広範囲の痛み指数(WPI)とは、過去1週間に痛みのあった身体の部位数を点数化したもので、0~19点で評価します。症状重症度スケール(SSS)とは、疲労、睡眠、認知機能の3つの項目と、身体症状に関する項目について、過去1週間の症状の程度を点数化したもので、0~12点で評価します。
線維筋痛症は、他の疾患と症状が似ている場合があり、診断が難しい場合があります。そのため、他の疾患の可能性を排除するために、血液検査や画像検査などの検査が行われることがあります。
線維筋痛症の治療は、薬物療法と非薬物療法を組み合わせることで、症状の改善を目指します。治療法は患者さん一人ひとりの症状や生活習慣、希望などを考慮して決定されます。
線維筋痛症の薬物療法では、痛みや疲労感、睡眠障害などの症状を和らげることを目的として、以下のような薬が使用されます。
非薬物療法は、薬物療法と並行して行われることが多く、線維筋痛症の症状を改善するために重要な役割を担います。主な非薬物療法としては、以下のようなものがあります。
線維筋痛症は、完治が難しい病気ですが、適切な治療や生活習慣の改善によって、症状をコントロールし、日常生活を送ることが可能となります。
公益社団法人 日本整形外科学会 線維筋痛症
線維筋痛症は、自律神経や免疫系統が異常をきたした状態です。
当整体オステオパシーは、優しく触れている様の施術ですが
痛み無く、負担なく体を整えます。
オステオパシーは、アメリカ人医師A.T.stillが3人もの自分の子を病で失ったことをきっかけに、医学とは別の角度からの視点アプローチにより健康を見出していった哲学です。
オステオパシーの哲学、手技は、関節や筋肉の症状はもちろん自律神経や内臓の不調、脳梗塞後のリハビリ、精神疾患にも適応されています。
深い呼吸は、副交感神経を優位にし、リラックス効果を高めると言われています。当院では、患者様一人ひとりに合わせた呼吸法やリラクゼーション法を指導することで、自律神経のバランスを整え、心身のリラックスを促します。日常生活に取り入れやすい簡単な方法を指導することで、自宅でもセルフケアを継続できるようサポートします。
線維筋痛症の症状を改善するためには、生活習慣の改善も重要です。当院では、患者様の生活習慣を詳しく伺い、食事、睡眠、運動、ストレス対策など、具体的なアドバイスを提供することで、健康的な生活習慣の獲得をサポートします。規則正しい生活、栄養バランスの取れた食事、質の高い睡眠、適度な運動、ストレスを溜め込まない工夫など、患者様一人ひとりの状況に合わせた具体的なアドバイスを行うことで、線維筋痛症の症状改善を目指します。また、地域の情報提供や、患者様同士の交流の場を設けるなど、患者様が安心して治療を継続できる環境作りにも取り組います。
当院では、患者様一人ひとりの症状や体質に合わせた最適な施術プランをご提案し、線維筋痛症の根本的な改善を目指します。長引く痛みや不調でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
※このコンテンツは一般的な情報提供を目的としており、医学的なアドバイスを提供するものではありません。具体的な症状や治療法については、必ず医師にご相談ください。
引用元:公益財団法人 日本リウマチ財団
最後に現在、仙台市内で線維筋痛症にお悩みの方へ
病院に行くと
宮城県仙台市地下鉄北四番丁駅から徒歩3分です。
仙台市でも中心部の青葉区上杉にあります。
宮城野区の方、太白区長町方面や泉区泉中央方面の方も通いやすくなっています。
仙台駅東口からも歩いて40分でお越しいただけます。
また、県北、県南、県外のお客様にもお越しいただいております。
駐輪場もありますので自転車でもお越しいただけます。
不安であれば、医師に相談の元御加療いただければと思います。仙台市医師会(https://www.sendai.med.jp/)のホームページなどで、専門の医療機関を探すことができます。
また、仙台市内には、線維筋痛症の患者会やサポートグループがあります。これらの団体では、定期的な集会やイベント、情報提供などを行っています。インターネットや電話で問い合わせてみましょう。
鈴木 友貴(すずき ともたか)
1979年9月生まれ
仙台市若林区出身 仙台市太白区育ち
◆経歴
2002年 仙台市 赤門鍼灸柔整専門学校
柔整科柔道整復科 卒業
2008年 仙台市 赤門鍼灸柔整専門学校 鍼灸科 卒業
2014年 代々木 全日本オステオパシー学院 卒業
2014年 仙台市青葉区の整体オステオパシーからだの治療院おあしす 開業
◆保有国家資格
柔道整復師,はり師きゅう師