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そんな五十肩の痛みで、病院や整体に通っても良くならず悩んでいませんか?
仙台でも五十肩は多くの方が経験しますが、実は「肩だけ」を見ても改善しないケースがほとんどです。
病院に行くと五十肩は、石灰沈着性腱板炎や腱板損傷、肩峰下滑液包炎、上腕二頭筋腱長頭炎、加齢などが原因とされています。
しかし、あくまで肩しか見ていませんし、診断名を説明しているだけで、
どんな動作が負担になり発症するか?を解説していません。改善しないのは、具体的な原因に言及していないのです。
もし、五十肩の痛みや可動制限が改善できないなら、その原因や改善方法は他にある事に気が付くべきでしょう。
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五十肩、四十肩とは、肩回りの組織が炎症を起こし、痛みや可動制限を起こす肩関節周囲炎です。症状として、肩関節の回旋障害があり、髪を結う動作、帯を結ぶ動作が困難になります。
発症初期の急性期は、発症から約2週間から1ヶ月程度で、肩関節の炎症が強い時期です。夜間に強い、安静時痛という痛みがでます。中期の慢性期(拘縮期)は約1ヶ月から6ヶ月程度で、炎症は治まり、肩関節周囲の組織が硬くなり動きが悪くなる時期です。終期の回復期(改善期)は約6ヶ月から2年程度で、肩関節の動きが徐々に改善していく時期です。

肩関節の崩れた肩甲上腕リズムでの動作を繰り返す事で、肩関節周囲の組織に負担をかけ続け、耐えられなくなった組織に炎症、損傷を起こして、根深い痛みへと発展します。これらは、身体全体のアンバランスが肩関節への負担を起こすので、肩関節の動きだけでなく、骨盤や背骨、肋骨、前腕の状態も含め精査する事で解明されます。
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肩甲上腕リズムは、上腕骨が動いてから肩甲骨が動く、上腕骨が 2° 動くと、肩甲骨が 1° 動きます。この連動が正常にできていれば、肩関節の負担は非常に少ないため五十肩に発展しません。
上腕骨の動き(肩関節) → 約120°肩甲骨の動き(肩甲胸郭関節) → 約60°で綺麗に腕を180°上げる事が出来ます。
また、前方では鎖骨も 約30°肩関節の動きに関与しています。
近年の研究でも、肩関節や上肢の可動性は、全身の筋・骨格のリズム(協調性)と密接に関連していることが報告されています。
Zawadkaら(2024)は、上肢機能と姿勢・肩関節可動性との関連を調べ、肩甲骨・上腕骨・鎖骨の協調が良好な人ほど、機能的な動作パフォーマンスが高いことを示しています。
(Zawadka M. et al., 2024, *J Clin Med*)
分かりやすく説明すると
では、五十肩を起こしている全ての方に共通する崩れた肩甲上腕リズムを見ていきましょう。

図の様に、肩関節を動かす際、
上腕骨が先に動くのではなく、肩甲骨や、鎖骨の動作が先に起きると、不安定な肩関節の動作になり、
肩関節周囲の筋肉、腱、靭帯に負担をかけていきます。
肩関節付近には、精密な機械の様に小さな筋肉や細い腱が多数あり、負荷が回復を上回るようになると炎症、損傷を起こしてしまいます。
崩れた肩甲上腕リズムをしてしまうのは、肩関節に関連する体全体のアンバランスが影響しています。
このアンバランスは、自律神経系の交感神経の緊張も誘発し、毛細血管が細くなり血流不足が続き
肩関節の筋力低下を引きを越します。ですから必ず整えないと、肩関節周囲の劣化は早まってしまいます。
血流と自律神経の基礎は
「呼吸の改善で整う自律神経」
「自律神経と血流の関係」へ。
また、筋・骨格系のリズムには概日リズム(体内時計)の影響もあり、筋力や可動域は時間帯や神経活動のリズムとともに変化することが知られています。
Aoyama & Shibata(2017)は、筋・骨格の概日リズムが崩れることで筋緊張や血流低下が起こる可能性を報告しています。
(Aoyama S. & Shibata S., 2017, *Front Neurosci*)
では、肩の動作以外の不安定性を誘発する要素を解説します。

静止した状態で、肩関節の高さに左右差があれば、肩関節は正常な位置になく、それだけで肩関節に負荷をかけてしまってます。
特に、図の様に一番上の肋骨が情報にズレ込んで正確な位置におさまっていない場合は、棘上筋と言われる筋肉に血流不足を起こし
腱板損傷、腱板断裂の温床になります。
これらは、座位での骨盤の高さが影響します。

具体的には座った時に片方の坐骨が若干上がっている場合、準じて肋骨も上に上がる事が多いです。
ですから、骨盤の不均衡な固さも肩関節の動きに関与しているので、確認と正確な施術が必要になります。
また、手を上げるときに脇腹にある肋骨も蛇腹のの様に徐々に開きながら動きます。
肋骨は肋間筋の柔軟性だけでなく、胸椎と肋骨の関節の影響、腰方形筋と12肋骨の影響も受けます。
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分かりやすく言うと、腕を上げるときに蛇腹が開けば、正確に肩は動きますが
蛇腹が開かないとすれば、肩の動きは制限される
これらは容易に想像がつくと思います。
鎖骨は、姿勢維持での胸鎖乳突筋の作用の影響
前腕部の回内、回外動作、

等を受け胸鎖関節、肩鎖関節の位置関係や動作にも影響を及ぼします。
具体的には、ストレートネックや顎が突き出た首の位置では、胸鎖乳突筋に過緊張や伸張刺激を与え、鎖骨の位置や制限を起こし、正常な肩関節の動きを制限、不安定性を起こします。
前腕が巻き込みやすい状態では、上腕骨周囲の組織を緊張させたり、鎖骨の回旋動作を制限し、肩関節に負担をかけます。
五十肩は、3つのポイント
の関連性を正常化する事が重要なポイントになります。
また、これらは無意識にかばった動作を続けて負荷をかけ炎症、損傷を起こしています。
ですから、リハビリなどで無理に動かせば、さらなる炎症を起こし悪化します。
痛み止めや鍼治療で痛みを誤魔化せば、
かばった状態での動作が続き、石灰沈着性腱板炎や腱板損傷、腱板断裂に繋がりかねません。.png)
なので、施術やリハビリも理にかなった方法を施さなければ、本当の意味で良くなったとは実感しないでしょう。
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仙台の整体からだの治療院おあしすでは、強い五十肩の安静時痛や、動かした時の動作時痛を早期に取り除く事に成功しています。
他の病院や鍼灸院、整体や整骨院とは違う施術やリハビリを提供しているからです。

痛みや炎症は、固くなるまで筋肉を使用している結果です。
痛みが起こっている時も、勝手に筋肉が伸ばされたり、縮まっていたり、かばってしまってます。
仙台の整体からだの治療院おあしすは、オステオパシーというアメリカ医師考案の施術を行い
触れているだけのような施術ですが、あなたが無意識に入れている、筋肉への緊張を脱力させていきます。

時に力んでいる所、関連するところを脱力させ、痛みの起こらない状態を作ります。
積み重ねた緊張を脱力が上回る度に、安静時にも痛みが無い、正常な動作を取り戻せます。
オステオパシー施術(Osteopathic Manipulative Treatment; OMT)は、海外の臨床研究でも五十肩や肩痛の改善に有効であることが示されています。
Schwerlaら(2020)は、肩痛患者を対象に8週間のオステオパシー治療を行った結果、痛みと可動域の有意な改善を報告しています。
(Schwerla F. et al., 2020, *J Bodyw Mov Ther*)
また、Iqbalら(2020)は「Spencerテクニック」と呼ばれる筋エネルギー法を比較試験で評価し、従来のストレッチ療法よりも関節可動域・疼痛緩和に優れていたと報告しています。
(Iqbal M. et al., 2020, *J Pak Med Assoc*)
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五十肩付近のリハビリではなく、
の
指導を行い、早期に五十肩の痛みや可動制限から抜け出すお手伝いをいたしております。

現代の生活習慣では、以下のような要素が肩関節への負担を強めています。
Q. 五十肩はどれくらいで治りますか?
一般に「急性期(約2週間〜1か月)→慢性・拘縮期(約1〜6か月)→回復期(約6か月〜2年)」の流れを辿ります。
ただし、肩だけでなく「肩甲上腕リズム」「肋骨・鎖骨・骨盤」の協調を整えると、痛みと可動域の回復が早まるケースが臨床上多く見られます。
参考文献を見る
Q. 「肩甲上腕リズム」とは何ですか?整えると何が良いの?
腕を上げるとき、上腕骨と肩甲骨が「おおむね2:1」で協調して動くことを指します。
この協調が崩れると肩周囲の腱・靱帯に負担が集中し、炎症・痛み・可動域制限につながりやすくなります。
上肢機能は姿勢や肩周囲の可動性と関連することが報告されています(Zawadka 2024)。
Zawadka M. et al., 2024
Q. 交感神経の緊張や血流は五十肩に関係ありますか?
筋・骨格は体内時計(概日リズム)の影響を受け、筋緊張・パフォーマンス・血流にも日内変動が生じます。
リズムが乱れると回復の足を引っ張る可能性が示唆されています(Aoyama & Shibata 2017)。
Aoyama S. & Shibata S., 2017
Q. 病院で「炎症」と言われました。動かした方がいい?安静がいい?
急性期の強い炎症や夜間痛がある時は、無理に関節端まで動かすと悪化します。
炎症の沈静化と「かばい動作の解除」「肩甲上腕リズムの再学習」を段階的に行うのが安全です。
当院では、まず痛みの低減と脱力を優先し、次に負担を増やさない範囲で協調運動を回復させます。
Q. オステオパシーは五十肩に効果がありますか?
海外の臨床研究では、肩痛や癒着性関節包炎(五十肩)に対して、オステオパシー的介入(OMT)が痛み・可動域・機能を改善した報告があります。
例:Schwerla F. et al., 2020(8週間のオステオパシー治療で有意改善)/
Iqbal M. et al., 2020(Spencer法が受動ストレッチより有効)
Q. 注射(局所麻酔やステロイド)は受け続けても大丈夫?
短期的な痛みの軽減に役立つ場合もありますが、反復は腱組織の脆弱化や回復遅延の懸念が示されています。
痛みだけを抑えて使い続けると微小損傷が蓄積し、石灰沈着や腱板断裂リスクが高まる可能性があります。
根本改善には「使い方の再設計(協調運動の回復)」が不可欠です。
参考文献を見る
Q. 画像検査(レントゲン・MRI)は必要ですか?
外傷歴がある、著明な可動域制限や筋力低下が急に出た、安静でも強い夜間痛が続く、しびれが強い——などの場合は医療機関での精査を推奨します。
既往歴や年齢、症状の経過により適応が変わるため、まずは評価で必要性を見極めます。
Q. 自宅では何をすれば良いですか?
急性期は「痛みが増える可動域の端」まで無理に動かさないこと。
日常では、座位姿勢・肋骨の呼吸運動・鎖骨/肩甲骨の前準備(腕を上げる前に胸郭を固めない)を意識。
またカフェイン摂取で交感神経が高ぶり炎症が強ま和内容に管理。
当院では段階的セルフケア(座り方・腕の使い方・背筋の整え方)を個別指導します。
Q. トレーニングや家事・仕事は続けてもいい?
痛みが出るフォームのまま強度を上げるのはNG。
「痛みゼロ〜軽微」かつ「協調運動が保てる」範囲で強度・頻度を管理します。
動画でフォームを確認し、肩甲上腕リズムを崩さない代替動作に入れ替えます。
Q. 夜にズキズキして眠れません。どうすれば?
横向きでは痛側を上、枕やタオルで腕全体を支え、肩前方への牽引ストレスを減らします。
仰向けは肘下にタオル、胸郭が潰れないよう肩甲帯を軽く支持。呼吸を止めない姿勢がポイントです。
Q. 反対側の肩も痛くなってきました…
片側をかばう代償動作で、反対側の肩甲上腕リズムが崩れやすくなります。
早めに全身での協調を取り戻すと、悪循環の拡大を防げます。
Q. どのくらいの頻度で通院すれば良い?回数の目安は?
症状の強さと期間により異なりますが、初期は「炎症の鎮静+脱力学習」を優先し、1〜2週間ごとを目安に。
夜間痛が落ち着いたら、協調運動の再獲得に合わせて間隔を調整します。
目安は評価後に個別にご提示します(2〜3回で日常が楽になる方もいれば、拘縮が強い場合は中期的計画が必要です)。
臨床研究の一例
Q. 手術(鏡視下授動など)は必要になりますか?
保存療法で改善が乏しい難治例や、器質的断裂が顕著な場合に検討されます。
ただし、多くは「使い方の再設計(協調運動の回復)」で改善が見込めるため、まずは保存的に評価を重ねるのが一般的です。
Q. オステオパシーは痛くない?どんな人に向いていますか?
当院の施術は「脱力」を軸に、強い力で押したり捻ったりしません。
強い夜間痛がある、注射や鎮痛で抑えても再発する、同じ肩ばかり治療しても良くならない——といった方に向いています。
参考:Spencer法の比較試験
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<整体前> 2014年末辺りから急に左肩と右腕の痛みが出て、腕があがらなくなった。
長年肩こりに悩まされていたが、この症状は初めての経験だった。
寝返りする時、洗濯物を干すときは”ビリッ”ときてとても痛く、どうやって治すか思い悩んでいました。
<整体後>
3か月ほど別の接骨院で電気・マッサージを受けましたが一向に良くならず、
知人の紹介で来院し、骨格のすみずみまで見ていただきました。
2~3回施術を続けていくと、腕もあがるようになりとても元気が出ました
人間そのものの自然治癒力が高まった気がします。ありがとうございました。
まだ継続通院中です…
※個人の感想であり全ての方に効果を立証するものではありません

<整体前>
何回か、○○肩と診断される腕の痛みがありました。
その都度くすりを処方されたり、ブロック注射をされました。
今回はなかなか痛みが取れないことと、眠れない日が続くようになっていました。
<来院のきっかけ>
対症療法ではなく、この痛みの根本を知りたいと思いました。
年齢のせい?
くすりやマッサージではなく、何故、どこが悪いのかを知りたいと思ったからです。
<整体後>
不思議です。マッサージのような一時的な快楽?はありません。
来院のきっかけの腕の痛みはまだ完治しませんが、”やっと見つけた”というのが感想です。
初めは疑心暗鬼でした。インチキなんじゃないかと失礼なことを考えていました。
信頼して身体をゆだねてみると、最初の変化は唾液でした。
じっとしていると口の中が潤ってくるのが分かりました。
実は唾液が少ないことも悩んでいました。
飴を溶かせないんです、
だからかじる→あごに負担がかかる→がく関節症になる→首や肩にも負担がかかる→あちこち不調になる。
私の身体の不調のパズル?がカチッとはまる音がしたように思いました。
※個人の感想であり全ての方に効果を立証するものではありません。

<整体前>
五十肩で右肩が痛くて動かせなかった。
又、夜に寝た後で痛みの為に目が覚めて熟睡できなかった。
慢性的な肩こりと腰痛。
整形外科で注射と電気治療、整骨院で全身ほぐしと鍼を週2回
半年以上通院してもなかなか症状がおさまらなかった。
<整体後>
通院して半年で痛みはほとんど無くなった。
手をひねったときに若干痛む程度。重苦しい肩こりも症状が緩和されて気にならなくなった。
腰痛は肩の痛みが引くにつれて楽になった。ぐっすり眠ることができるようになった。
<当院の施術をどのような方に受けていただきたいですか?>
症状を治す為に整骨院に通って痛みに耐えている方。
揉みほぐしで逆に体に力が入ってしまい、施術後にぐったり疲れてしまい、
一時的に症状が改善されてもまたすぐに戻ってしまう繰り返しの方にはぜひ一度試してみて欲しいと思います。
私自身あれほどヒドイ肩こりがいつの間にか気にならなくなったことにビックリしています。
※個人の感想であり全ての方に効果を立証するものではありません

鈴木 友貴(すずき ともたか).jpg)
柔道整復師・はり師・きゅう師(国家資格)自律神経整体師
仙台市若林区生まれ・仙台市太白区育ち
オステオパシー歴14年東洋医学歴20年

地下鉄北四番丁駅徒歩3分 バス停二日町北四番丁駅徒歩3分 グランスポール裏、かとう精肉店のT字路を入った通りにあります。
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10:00~20:00(平日昼休み13:00~15:00、最終19:30、土曜日は最終16:30)
定休日 水曜・日曜・祝日・当院指定日