耳閉感と自律神経失調症




繰り返す耳閉感が治らなくなってお悩みの方へ

耳がふさがるのは、体内圧力の変化によるものです。圧力は安静時の呼吸で保たれます。

ですから、自律神経が乱れて呼吸が浅くなってしまえば、圧力は保たれず、耳の閉塞感の他、キーンとする耳鳴りや鼻閉、目が開きにくい、息苦しいさも感じたことはあるでしょう。呼吸が浅ければ、ストレスにも弱くなります。

その自律神経失調症の症状を整えるのは、深い呼吸になります。


耳閉感とは

苦しそうな女性
耳閉感とは、耳がふさがっている、耳が詰まっている、声がこもって聞こえずらいなど耳や聴覚器官する感覚の表現です。

耳の内耳、中耳、外耳、耳管に何らかのストレス反応が原因になり症状を起こします。
耳閉感を改善するには、原因を知り症状がどの程度なのかを見極める必要があります。

繰り返す耳閉感による難聴もありますので、ご自身の状態を知ることも重要です。

『目次』
  • 耳閉感を繰り返す原因
  • 耳閉感の症状
  • 耳閉感の検査
  • 耳閉感の一般的治療
  • 耳閉感の根本治療
  • ご利用の方の改善事例


耳閉感を繰り返す原因

耳閉感を繰り返す原因は、内耳、中耳、外耳、耳管それぞれに問題を起こしています。
順に解説します。

内耳

メニエール病:30~50代の女性に多く、めまい、吐き気、難聴、耳鳴り、閉塞感を伴います。
聴神経腫瘍:初期の段階で耳閉塞感が現れることがあります。
低音障害型感音難聴:低音領域の難聴で、耳閉塞感につながることがあります。

中耳

中耳炎:鼓膜の振動が制限され閉塞感を起こします

外耳

耳垢が溜まる事や耳かきのしすぎ、入浴やプールなどで耳の中に水が溜まる
外耳道湿疹や外耳炎、サーファーズ・イヤー(外耳道の骨隆起)
それぞれ外耳道を防ぎ閉塞感を感じます。

耳管

耳管狭窄症:
耳管開放症:耳管が開きっぱなしになり中耳圧の変化により閉塞感を伴います。

耳閉感の症状

耳閉感の症状を起こすと、音が聞こえなくなったり、音が反響して聞こえる事もあります。

耳閉感の検査

耳閉感の検査は
問診・視診:いつから症状があるか・片耳か両耳か・併発する症状(難聴、耳鳴り、めまいなど)生活習慣や既往歴
耳鏡検査:外耳道や鼓膜を目視で確認(耳垢詰まり、中耳炎、鼓膜の異常など)
聴力検査:周波数の音での聴力確認
語音聴力検査:言葉の聞き取り能力をチェック
ティンパノメトリー:滲出性中耳炎や耳管機能不全の可能性を調べる
耳管機能検査:耳管の開閉機能を確認する(耳管狭窄症・耳管開放症)
画像検査:CT検査・MRI検査
血液検査:内科的な可能性を探る

耳閉感の一般的治療

耳閉感の一般的治療は症状により様々な処置を行います。

耳垢栓塞:耳鼻科で専用器具や耳洗浄で耳垢を除去
急性中耳炎・滲出性中耳炎:抗生物質や消炎鎮痛薬の処方鼓膜切開や鼓膜チューブ挿入
耳管狭窄症・開放症:耳管狭窄症 → 耳管通気(鼻から空気を送る処置)、点鼻薬耳管開放症 → 水分補給、鼻スプレー、手術(重症の場合)
突発性難聴:ステロイド治療、血流改善薬・ビタミン剤の投与、高圧酸素療法
メニエール病:利尿薬・抗めまい薬・ビタミンB12の投与、内耳の血流改善薬、カフェインを控える
鼓膜の異常(穿孔・鼓膜瘢痕):穿孔→ 自然治癒 or 手術(鼓膜形成術)
低音障害型感音難聴:ステロイド・血流改善薬の投与、ストレス軽減、悪化するとメニエール病に進行するため、早期治療が重要
自律神経の乱れ・ストレスによる耳閉感:自律神経調整薬・漢方(柴胡加竜骨牡蛎湯など)心理療法(カウンセリング)運動・リラックス法(ヨガ・深呼吸)

耳閉感の根本治療

耳閉感の施術風景
閉塞感を繰り返したり、治らないのは、呼吸が浅く内耳、中耳、外耳、耳管の圧力が保てないからです。

深い呼吸であれば、内側から適度な圧力が支えてくれるため、内耳、中耳、外耳、耳管も鼻の穴も通りが良く閉塞を起こしません。

当整体院は、独自の整体で呼吸の自律神経に直接アプローチして、自律神経を整え全身の圧力を高め耳閉感を解消します。


ご利用の方の改善事例


左の耳閉感、低音障害型感音難聴、慢性腰痛仙台市青葉区のZさま




※個人の感想であり全ての方に効果を立証するものではありません

鈴:最初のお身体のお悩み覚えていますか?

Zさん:左耳が低い音が聞こえなくなる低温感音性難聴の軟調になって、それが朝起きて突然なって、 初めての経験だったので非常に驚いて、耳鼻科に即効行って、

イソバイトシロップと言うゲロゲロに不味いシロップを処方され飲んだら1日か2日ですっかり良くなったんですけど、 飲まないとすぐ難聴になってそれを何度か繰り返して

その時他の体調も良くなかったので、身体全体を見てもらう所に通わないといけないなと思い、いつまでもお薬だけでは治らないと思って、おあしすさんに来ました。



鈴:ありがとうございます。そう言う事だったんですね。以前はイソバイトを飲んでいたという事だったんですね。施術を受けてからはいかがでしたか?

Zさん:1回目は劇的に改善したという訳では無かったんです。あと、独特なのか 手をかざすだけだったので(笑)「これで何か改善するのか? ?」とは思いましたけど、やはり何度か通ってみないと分からないなと思って1週間おきに2,3回で段々改善してきてお薬を飲まななくても耳が治っていた時間が長くなっていたんで



そして2週間置きに2回くらいで計5回くらいで薬を飲まなくても耳が聞こえる時間が本当に長くなって、たまにつまる事もあるのですが、先生のyoutubeを拝見しまして塩水を飲むようになってからかなり症状が良くなってきました。



鈴:塩水って舌がビリビリするって話ではなかったでしたっけ?

Zさん:あれは、歯科と皮膚科各所まわって舌のアレルギーかも知れないと言われ舌がヒリヒリするという症状が全く改善せず悪化していく一方でしたが 諦めていたんです。おあしすに通うとしても、舌の症状を改善してもらいたいという気持ちはサラサラなくて治ると思っていなかったから。



鈴:それで最初に教えてくれなかったんですね。

Zさん:それで塩水飲んで3日位したら変化があって1ヵ月位でほぼ症状が改善した。いい意味でがっかりしました(笑)



鈴:そうだったんですね、ありがとうございました。


※個人の感想です。

低音障害型感音難聴、不正出血、肩こり、便秘痛い事は嫌だった 仙台市若林区のMAさん 56歳女性




〈お体のお悩みはなんでしたか?〉

2~3週間前から片耳に水が入っている様なモワッとした感があり、低音が聞えなくなる難聴になりました。

<お越しいただく前はどのような処置をしてきましたか?>

耳鼻科へ通院しイソバイトとアデホスコーワを服用していました。

<来ていただくまでどんなことを考えていましたか?>

耳以外にも肩こりや不正出血などの不調があり、体全体を診てくれる治療院を探しました何度か通院して改善しなければ他に探そうと思っていました

<施術を重ねた今のお体の状態はいかがですか?>

週に1回のペースで4回通ったところですが薬を飲まずに耳の聞こえている時間が長くなりました

夜間目が覚めることがなくなり便秘もかなり改善しました。

ただ実際の治療はほとんど手を当てているだけの様に思えて大丈夫と確信するのに時間がかかりました。

※個人の感想であり全ての方に効果を立証するものではありません。



最後に耳閉感でお悩みの方へ

今が一番若い時です。今から取り組むのと後から取り組むのでは不調から抜け出すまでに雲泥の差が出ます。
最後になりますが現在、耳閉感でお悩みの方へ

耳の機能異常は、積み重ねた自律神経の乱れが原因です。早くそれに取り組めば、早く気分も、体調も良くなります。

そして、これから年齢を重ね回復力もどんどんなくなるのです。

今が一番若い時です。今から取り組むのと後から取り組むのでは不調から抜け出すまでに雲泥の差が出ます。

この 耳閉感と自律神経失調症
を書いた人




鈴木 友貴(すずき ともたか)
鈴木 友貴(すずき ともたか)

柔道整復師・はり師・きゅう師(国家資格)
仙台市若林区生まれ・仙台市太白区育ち
オステオパシー歴14年東洋医学歴20年

国家資格の免許証

仙台駅東口方面から当整体へのアクセス
若林、泉中央、長町富沢方面の方は地下鉄が便利です

 

仙台市青葉区の整体オステオパシーからだの治療院おあしすの営業日

10:00~20:00(平日昼休み13:00~15:00、最終19:30、土曜日は最終16:30)

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